こんにちは、suzukaです。
近年はコロナウイルスによる水際対策が講じられ、出入国に関して混乱が生じられました。
本記事では、コロナ禍でのスウェーデン渡航についての体験談をご紹介いたします。筆者はまさにコロナ禍である2021年6月1日に日本を出国、6月2日スウェーデンに入国しました。
現在はスウェーデンで入国制限の措置は講じられていませんが(2022年4月13日現在)、ご興味のある方は是非目を通してみてください。
スウェーデンにおける入国制限
2021年4月12日にビザが下りたことについてメールで知らせを受け、1週間後(ぐらいだったと思います)にスウェーデン大使館から3通手紙を受け取りました。
そのうち1、2枚目はスウェーデン語と日本語で主に移住許可が下りたこと、入国後の移住許可カードの発行方法について明記されていました。
コロナ前はおそらくこの2枚が同封されていただけかと思いますが、今回は「スウェーデンにおける入国制限について」という題の紙も1枚追加されていました。
内容は、
5月31日って私が出国する前日・・・!
移住許可保持者は陰性証明書が必要ないということでしたが、入国制限が延長される可能性もあったこと、フライトでトランジットもあったので、念のため陰性証明書を発行してもらうことにしました。
新型コロナウイルス陰性証明書を発行
大阪で様々なクリニックを探してみましたが、PCR検査って結構値段が高い。そして、当時私が探してみた中では、海外渡航用のPCR検査、英語の証明書を発行してくれないクリニックも多かったです。
そんな中で、筆者の手配したフライトはこちら。
トランジット (3h 50min)
6月2日 ドバイ空港 08:40 ― アーランダ空港 13:10 (6h 30min)
つまり、関西空港からアーランダ空港まで最低でも20時間25分かかる。そして、陰性証明書は48時間以内に発行されたものでなければならないということで、6月1日であるフライト当日にPCR検査を受ける必要がありました。
そして、情報を集める中で、膨大な量のPCR検査で稀に再検査が必要とされる場合もあると知りました。
なんというストレスだ・・・!
と言っても、私には当日にPCR検査を受けるしか他がなかったので、当日検査・受け取りができるクリニックを探し、こちらのクリニックを発見。
午前診察(10:00~13:00)の検査で、当日19:00以降に証明書を発行致します。 平日午後診察(16:30~21:00)の検査では、翌日19:00以降に証明書を発行致します。 土曜日午後診察(14:30~18:00)の検査では、翌営業日の19:00以降の証明書発行となります。
各国のフォーマットで英文の証明書を発行してくださいます。そして、検査と証明書で25,000円。電子証明書の発行も可能ですが、私は念のために紙で発行してもらった証明書を持参しました。
フライト当日の朝にPCR検査、午後に全ての荷物を抱えながらクリニックへ行き証明書を受け取り、そのまま関空に電車で直行。大変でしたが、すごくスムーズに対応してくださり、荷物を抱えて証明書を待っていたら早めに証明書の発行もしていただけました。
かなり無理なスジュールを立てながらも、西梅田シティクリニック様のおかげで無事に搭乗することができました。
詳しくは、ホームページをチェック!
スウェーデンで隔離
各空港での手続きでは、あまりスムーズにはいきませんでしたが、スウェーデン大使館から受け取った手紙、陰性書を提示して、「私はスウェーデンに入国する権利がある!」と説明することで、なんとか通してもらえました。
大使館からの手紙は日本語とスウェーデン語のみだったので、ドバイでは入国審査官がその手紙をIpadを駆使して翻訳し質問したりなどヒヤヒヤしましたが、無事通過。
当のアーランダ空港では、移住許可を見せて「ワーホリで来たで」と言うくらいで、全く問題なかったです。
そして、入国後は1週間の隔離生活。
隔離生活といっても、入国後のPCR検査は義務ではなく、普通に公共交通機関を利用してホテルや自宅に移動でき、1週間は隔離をして様子を見ようというような、日本の対策と比べるとかなり軽いものでした。
これにて、筆者の「コロナ禍×スウェーデン渡航レポート」は完結です。
まとめ(現在の入国措置)
スウェーデンの現在の入国制限については、
2022 3 28
スウェーデンへの入国制限の解除ついて
スウェーデン政府は、新型コロナウイルスによるEU外からの不要不急の入境を封鎖する措置を、2022年3月31日にて終了すると決定しました。 2022年4月1日より、EU外からの渡航者の入国制限も解除されます。これに伴いワクチン証明や陰性証明等の新型コロナ関連書類についても、スウェーデン入国においては4月1日より不要となります。 なおスウェーデンに他のシェンゲン協定国を経由して渡航する場合、各シェンゲン協定国により入国制限に関する規則が異なる可能性もありますので、渡航者の責任で各経由国の規則を事前に確認する必要があります。出典元:スウェーデン大使館
という、嬉しい発表がありました。
ですが渡航される際には、大使館からなどの公的機関の最新情報を念のため確認するようにしてください。
以上、コロナ禍×スウェーデン渡航についてご紹介いたしました。
引き続き、皆様に有益となるような備忘録を残していく予定です。
本記事をお読みになっていただきありがとうございました。Tack och vi ses!
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